<Header>
<Author: 王灣>
<Title: 次北固山下>
<Format: 格式不明>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 北固（ほくこ）山下（さんか）に次（やど）る>
<BookPage: 118>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 2, 4>
<End Header>
<Poem>
客路青山外，
行舟綠水前。
潮平兩岸闊，
風正一帆懸。
海日生殘夜，
江春入舊年。
鄉書何處達，
歸雁洛陽邊。
<End Poem>
<Translation>
わが旅路は青山$北固山$のかなたへと続き、わが乗る船は$いま$碧緑の水面を切って$軽快に$前みゆく。 
$川のなかは$江南が$満々とたたえられて$平らにつらなり、両岸が$遠のいて$果てしなく広がる。吹きよせる順風に、白い帆が高々とかかげあげられた。
$やがて$朝日が未明の暁闇を破って$早くも$東の海上からのぼり、暖かいこの酒ぞいの地では、年の暮れにはもう春の気配がただよう。
$久しぶりに出す$故郷への手紙は、いったいどとへさし出すのかといえば、今北へ帰りゆく一群の雁が$途中通りすぎる、あのな
つかしい繁華な$洛陽の都、$あの雁たちにせめて手紙をことづけ
たく思うのだが⋯⋯$。
<End Translation>
<Formatted Translation>
わが旅路は青山$北固山$のかなたへと続き、
わが乗る船は$いま$碧緑の水面を切って$軽快に$前みゆく。 
$川のなかは$江南が$満々とたたえられて$平らにつらなり、両岸が$遠のいて$果てしなく広がる。
吹きよせる順風に、白い帆が高々とかかげあげられた。
$やがて$朝日が未明の暁闇を破って$早くも$東の海上からのぼり、
暖かいこの酒ぞいの地では、年の暮れにはもう春の気配がただよう。
$久しぶりに出す$故郷への手紙は、いったいどとへさし出すのかといえば、
今北へ帰りゆく一群の雁が$途中通りすぎる、あのなつかしい繁華な$洛陽の都、$あの雁たちにせめて手紙をことづけたく思うのだが⋯⋯$。
<End Formatted Translation>